この記事では、人の心を動かす文章の作り方について記載していきます。
ブログなどを記載する時に、どんな人に読んでもらいたいか?ということを意識していますか?
ブログなので、好きなことを書いてOKだと思いますが、せっかく書くならだれかに読んでほしいですよね。
そのうえで、共感したり、納得してもらえたら、ブログのファンがつくかもしれません。
なので、読んでもらいたい人をイメージして、その人の心をブログの文章で動かすことができれば、最高だなって思います。
というわけで、この記事では読んでもらった人の心を動かす記事の書き方について紹介していきます。
Contents
単純な言葉では人は動かない
ブログで記事を投稿する時に、いつもどのようなことを考えて投稿していますか?
記事を投稿するうえで最もやってはならないのは芸能人ブログのような記事。
毎日の日常で起こったことだけを投稿することです。
これって、すでにその芸能人にファンが存在し、メディア越しで憧れだった存在の芸能人が普段どのような毎日を送っているのか?というところにフォーカスしています。
つまり、その人をより深く知りたい人のために存在しているんですね。
なので、ファン化等ができていない0(ぜろ)からの状態でそのような投稿をしてもそこまで読者は集まりません。
なので、ありきたりな言葉を並べてもそのブログ記事からファンになる人は少ないと思っておいてください。
では、どのような書き方をすべきなのでしょうか?
誰にでも当てはまる言葉は無い。老若男女によって反応は異なる
まず最初に、人の心を動かすならば、"誰に言うか"が最も大切だと思っています。
というのは、ネット上にはたくさんのユーザーが存在しますが、世間一般のユーザーに発言しても、その人たち全ての人が納得する言葉は皆無に等しいと考えています。
例えば、ネット上で『これがオススメだよ!』と、ダイエット食品を紹介したとします。
どこでも売れているダイエット食品。安いしCMでも紹介されているし確かに人気。
しかしながら、これを購入する人は”比較的若くて肥満の悩みを抱えている人”に限定されます。
少なくとも高齢者の方々にはこのような商品があっても、購入には至らないわけです。
(そもそも読まれることもないと思います)
今回は分かりやすい例で示しましたが、老若男女問わずなっとき出来る書き方は難しいのです。
要するに、誰に言うか?というところが最も大切です。
どのような環境の人でどんな人に発言するかによって、その反応率は異なると考えます。
解決したい悩みは何かを考える
誰に言うかを決めたら、次に考えるのは”悩み”です。
その人がどのような悩みを抱えているかを考えてみましょう。
例えば、サラリーマンをターゲットにブログで文章を伝えたいとします。
その場合、サラリーマンの悩みってどんなことでしょうか。
- 給料が低い
- 残業時間が長い
- 昇進しない
- 労働環境が厳しい
- 家族関係が冷え切っている
- 人間関係が苦しい
- 子供ができない
まぁ、いろいろあるかなと思います。
なので、ただ単にサラリーマンを対象に訴えかけるとしてもどのようなことを言うかについて心への響き方は変わってくると思うんです。
家族の事を気にしているサラリーマン相手に、昇進の事をブログで話しても効果は薄そうですよね。
要するに、ここで決めておくべきことは、読み手がどのようなことを”悩み”として考えているかということです。
つまり、ブログで発信する時は、その悩みを持っている人をターゲットに記事を投稿していく必要があります。
何が欲しいのか?について逆算型に考えるべき
ここまできて、誰に、どのような悩みをもった人に記事を書くか?が決まりました。
となれば、次はその人は何が欲しいのか?を考えるべきです。
単純に、サラリーマンで、会社の給料が上がらないことで困っているのだとしたら、
サラリーマンで給料が上がる方法や、副業などで収入を増やす方法などをブログで紹介することができれば、読みたい気持ちを刺激することができますよね。
つまり、読者の人物像や現在の悩みを明確にし、その人物がどのようなものを欲しているかを客観的に考えることができれば、何を提供すれば『心をつかむ』ことができると考えます。
例えば、砂漠の真ん中、数日わずかな飲み食いしかしていないズタボロの状態で彷徨っていたとします。その砂漠の中で水が売られていたら全財産をなげうってでも水が欲しいと思いますよね。
これと同じ。
世の中全体の不特定対数の人物に対して心をつかむことをしようとすると難しいですが、
相手がどんなものを欲しているか?を考えることができれば、心をつかむことは簡単です。
その人の気持ちに寄り添う書き方が必要
長々と書いてきましたが、この記事として伝えたいのは、人の心をつかむにはその人を考え、気持ちに寄り添うことが最も大切です。
読者が普段どのようなことを考え、どのようなことに悩み、どのような生活をしているのかレベルで落とし込むことができれば、どのような情報やモノが欲しいのかがわかるでしょう。
ただ、"なりきる"って思っても実際のところ、難しいですよね。
なので、最初は過去の自分のような人をターゲットにすることが多いかと思います。
自分が歩んできた道であれば、想像することは容易いですよね。
もしくは、現在ターゲットとする環境の人にインタビューしたりすることが多いかと思います。
そのようにして、相手を知ることが最も心をつかみやすい方法かと思います。